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辻堂で「サンデーマーケット」-オマケ特典や購入食材の調理提供も

売り手と買い手で交わされる会話も大切な要素の一つ。写真=4月開催の様子

売り手と買い手で交わされる会話も大切な要素の一つ。写真=4月開催の様子

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 辻堂・マイタウン海岸通りのイタリアンスローフード「FU」および同店前の広場で5月6日、広域湘南地域の食材・雑貨店が出店する「サンデーマーケット」が開催される。

「FU」では買った食材を調理して提供するサービスもある

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 同店の脇田裕之さん、日本と北欧の雑貨を扱う「from tenohira」の寺井敬祐さん・和貴子さん、鮮魚店「Super Fish Dealer IWAHORI」の岩堀吉久さんが中心となり、今年2月から毎月第1日曜日に開かれている同イベント。単に物を売る、食を提供するのではなく、「地域の人々の暮らしが豊かになるような、商品の先にあるライフスタイル」を提案することを目的とする。「毎月同じ場所で開催することで出店側も購入側も顔なじみになる。話をしながらの売り買いで、人とのふれあいやつながりを大切にできる場を作りたい」と脇田さん。

 試食や総菜用の器には、器を手にしたときのイメージや盛り付け、使い方が伝わりやすい参加店の器やグッズを使用。オリジナルショッピングバッグ(ナイロン製=800円、キャンバス製=1,000円)を購入して買い物をすると、各店から「オマケ」がもらえる特典を設け、「毎回続けて来店することが楽しくなるようなイベント性」を持たせた。参加店で購入した鮮魚や野菜を「FU」に持ち込むと、前菜やメーン、パスタなどに仕上げてくれる市場のようなサービスもある。

 先の3店以外の参加店は、「こだわり家族のこだわりタマゴ」(辻堂)、「うるしやファーム」「なんくる農園」(以上、小田原)など。「三笠会館鵠沼店」の元パティシエが作るスイーツを提供する「DAISY(デイジー)」、シェルやサンゴで作ったハンドメイドジュエリーの「Bersinar(ブルシナール)」が初出店する。

 「提供する商品は安いものではないかもしれないが、商品に対する思いや人の手のぬくもり、安全性などをきちんと伝えられれば、お客さまの共感が得られ購入してもらえることを実感している」と寺井さん。脇田さんは「個人商店の枠を取り払い、皆で助け合うことで新しい試みが生まれた。それを提供することで私たちもお客さまも幸せに、辻堂・湘南地域を元気にしていきたい」と話す。

 開催時間は9時~15時。

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