江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸1)では1月31日までの16時~22時、沿線の駅をイルミネーションで演出している。
江ノ電のイルミネーション企画は、冬場の閑散期の誘客を目的に企画されたもので3回目。今年は新たに長谷駅と鎌倉駅が加わり、実施駅は江ノ島駅、鎌倉高校前駅と合わせて4駅になった。各駅で異なったテーマを設け、趣向を変えているのが特徴。
長谷駅では「色づく光の木々」をテーマに「昔ながらの木の駅を暖かい光で彩を光の木々を表現」(同社)するほか、鎌倉駅では駅舎を光のラインで縁取り、2階の窓をステンドグラス風に演出。鎌倉高校前駅では眼前が海というロケーションを生かし「光の波」をテーマにしたほか、江ノ島駅では「星降る駅舎」と題して今回イルミネーションの数を昨年より増やしてバージョンアップさせた。
同電鉄鉄道部営業課の中沢俊之さんは「今年の駅イルミネーションは各駅にテーマがある。冬らしく彩られたそれぞれの駅に途中下車しながらゆっくりと見て回ってほしい」と話している。12月31日から元旦にかけては終夜点灯を行う。長谷駅は1月1日まで。