藤沢・遠藤の小出川沿岸「花とせせらぎの道」で6月17日、見頃を迎えるアジサイをめでるイベント「遠藤あじさいまつり」が行われる。
イベントはアジサイが見頃の「花とせせらぎの道」で行われる(過去の様子)
同イベントは2000年に第1回を開催し今回で13回目。同エリアにアジサイが植えられたのは、不法投棄の絶えなかった小出川の環境保護を目的として、地域住民により植栽されたのが始まり。「遠藤あじさいの会」会長の渡辺重雄さんによると、きれいにした後をどうしようかと藤沢市に相談したところ、花を植えようということになり、適した植物としてアジサイを植えた。それを多くの人に見てもらいたいと同イベントを始めたという。
現在は小出川沿岸のえびす橋から大黒橋にかけての「花とせせらぎの道」にブルーリボンやガクアジサイ、カシワバアジサイなど、紫やピンク、白色のアジサイ約500本が咲き乱れる。当日は遠藤太鼓保存会の太鼓(子ども太鼓)の演奏のほか、遠藤アジサイ音頭に合わせた流し踊りや民俗芸能保存会による地元に伝わる踊りなどが披露される。花の苗や地元の野菜、手作りせっけんの店のほか、フリーマーケットなども出店予定。
渡辺さんは「それぞれのアジサイに世話をする人の名札を付けて育ててもらっている。見に来られた方に、『きれいですね、よくここまで手入れされていますね』と言われるのがうれしい。できるだけ多くの方に見ていただきたい」と話している。
開催時間は9時30分~15時。雨天決行。問い合わせは「遠藤あじさいの会」渡辺さん(TEL 090-3232-9408)まで。