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鎌倉のギャラリーで革小物展-「小さくて何気ないものの存在感」テーマに

桐越さんの革作品「器」

桐越さんの革作品「器」

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 鎌倉・妙本寺山門内にある一軒家ギャラリー「KAYA gallery+studio」(鎌倉市大町1、TEL 0467-25-2788)で6月15日から、革作家・桐越奈緒子さんによる革小物展「TINY LIVING」が開かれる。

絞り出し技法を用いたモビール

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 桐越さんは、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業し、現在は会社に勤務しながら、革作品の制作を続けている。初の個展となる同展では、小さくて何気ないものに潜む存在感をテーマに、モビール、器、バッグ、アクセサリーなど約15点を展示販売する。

 制作過程では、革を湿らせ、型押しする「絞り出し」技法をはじめ、さまざまな技法を使った。初めての技法が多かったため作り方が安定するのに時間がかかったというが、「革素材の持つ特性や味を作品に盛り込みたい」と意欲的に取り組んだ。同展では「小さくて何気ないものだけど存在感のある革作品の魅力」をアピールしたいという。

 会社に勤務しながら作品作りをすることについて「経済的に不安な思いをせずに自分のペースで制作できるのはメリット」と語る。いずれは制作活動をメーンにしたいと考えている。

 革作家としての特徴は模索中という桐越さん。「これからどんどんいろいろな作品に挑戦してみたい」と意欲を見せる。

 開催時間は11時~17時(6月15日のみ13時~)。今月18日まで。

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