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藤沢駅前に「シェフが仕入れる」パン店 創業98年の製パン業者が新業態

店の前で笑顔を見せる齋藤孝曉さん

店の前で笑顔を見せる齋藤孝曉さん

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 パンの専門店「シェフが仕入れるベーカリーショップDISHES!(ディッシーズ)」(藤沢市藤沢)が3月1日、藤沢駅北口のサムジュモール商店街にオープンした。

34cmほどもあるカンパーニュ

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 同店は藤沢市高倉にある「長後製パン」の新業態。通常100個単位の大ロットで注文される業務用パンの中から、一般客向けに取り分けて小売する。同社は1926(大正15)年創業の老舗で、直営のベーカリー2店舗を経営するほか、ホテル・レストラン向けの業務用パンを製造している。藤沢市内の学校給食には、藤沢市内でとれた小麦粉を使ったパンを納めている。

 同社専務の齋藤孝曉さんは「カフェやレストランで実際に使ってるパンをお客さまに届けたいという思いでオープンした。料理にこだわりのあるシェフやレストランオーナーの依頼で、料理に合うパンのオーダーを受けるが、どんなにおいしいものができても一般に小売りはできなかった。新店ではそれを気軽に買えるようにした」と話す。

 パンにはそれぞれPOPが用意され、商品名以外に業務用として仕入れているレストランのエリアと、実際に料理に使われている様子を写真で紹介している。

 齋藤さんは「例えば、フレンチトースト用のバゲットは型崩れせず、卵液を吸いやすく、フワッと仕上がるよう密度を薄くして作っている。カンパーニュはライ麦でできたドイツパンで、本来は酸味があり重たいパンだが、日本人向けに酸っぱさが抜けるように工夫してある。『この料理に合ったパンを作りたい』というシェフこだわりの注文を形にしている。一つ一つのパンに物語がある」と話す。「オーダーパンの専門店は日本初かもしれない。パンが気に入ったことで、そのパンを仕入れているレストランに興味を持ち、行ってみたいと思ってもらえたら」とも。

 営業時間は、13時~18時。日曜定休。金額は、プリオッシュブール=170円、カンパーニュ=1,400円、バインミー用バゲット=210円、ブリオッシュブレッド(ハーフ)=670円など。

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