鎌倉・妙本寺山門内にある一軒家ギャラリー「KAYAgallery＋studio」（鎌倉市大町1、TEL 0467-25-2788）で7月12日より、「かまくら＊イタリア散歩日和～阿部武史水彩画小品展～」が開かれる。

　鎌倉とイタリアを題材にした小さな作品ばかり約25点を展示する同展。名刺サイズからA5くらいまでの画用紙に細筆で描いた透明水彩画を並べる。鎌倉とイタリアを選んだのは、「どちらとも海、山などをはじめ多くの緑に囲まれた雰囲気が魅力的な場所。人同士の距離が縮まりやすく近く感じるところも共通点」と画家の阿部武史さん。

　阿部さんは1973（昭和48）年生まれ。多摩美術大学グラフックデザイン学科卒業。子どもや大人の絵画教室の講師をする傍ら作品を制作し、個展やグループ展で発表している。

　同ギャラリーで展示するきっかけについては、「散歩をしていたところ妙本寺の境内に小さな店がこぢんまりと詰まった一角を見つけて心引かれた。昨年初めて展示して、地元の方にも遠方からの方にも雰囲気が良く、作品と調和し、評判が良かったので」とも。

　開催時間は11時～18時（最終日のみ17時まで）。入場無料。今月16日まで。