茅ヶ崎市では、ちがさき宇宙記念日の8月9日,茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎市茅ヶ崎1)大ホールで「ちがさき宇宙記念日」の8月9日、地元・茅ヶ崎出身の宇宙飛行士・野口聡一さんが「ちがさき宇宙教室」の特別授業を行った。主催は茅ヶ崎市で、宇宙教室に協力する市民活動団体「ちがさき宇宙フォーラムが共催。
オープニングの科学実験ショーで行われた「巨大空気砲」という実験
野口さんが2005年、スペースシャトル「ディスカバリー号」によるミッションに参加し地球に帰還した8月9日を「ちがさき宇宙記念日」として制定。同時に記念事業もスタート。青少年や市民に宇宙や科学への夢を育んでもらうことを目的に、宇宙に関する興味深い活動などを行い、宇宙教室は今回で20回目を迎えた。
当日の授業では、オープニングとして科学実験ライブショーを行った後、宇宙科学研究所教授で小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネジャーの川口淳一郎さんが講演。野口さんはその後のトークセッションに登場した。
オープニングの科学実験ショーで行われた「巨大空気砲」という実験では、煙を使い空気の塊が輪になって会場上空に出ると子どもたちから「ワアッー」という歓声が上がった。「1400人の来場者があり、市外、県外からも多くの参加があった」と同市青少年課の太田幸久さん。野口さんからは、「物事について継続していく力が夢や希望をかなえることにつながっていくと思う」という話などがあった」という。