![過去の「大磯・宿場まつり」の様子](https://images.keizai.biz/shonan_keizai/headline/1383638598_photo.jpg)
大磯町商工会は11月10日、山王町旧東海道松並木で「第20回大磯・宿場まつり」を開催する。
東海道五十三次で江戸から数えて8宿目の大磯宿は、自然と歴史的財産を有する地。この財産を見直しながら、地域づくりに役立て、次の世代の財産にしようという同イベント。大磯宿付近に今も残る松並木は浮世絵の題材にもなり、現在も交通の要所。同所を舞台に同イベントで江戸時代の賑(にぎ)やかさを再現し、道でつながる人々の心のつながりを生むのが狙い。
東海道を中心に全国の街道から各地の名産品を集めた「諸国名産市」や、江戸時代の宿場の賑わいを演出した「街道市」、大磯に生まれた創作和太鼓などの「伝統芸能」、街道でのお休み所「街道茶屋」のほか、東日本大震災で被害を受けた東北を応援するコーナー、素人演芸、吹奏楽など多彩な内容となっている。
「老若男女・幅広い世代に来ていただきたい」と話すのは、同町商工会参事の石井晴夫さん。
開催時間は10時~15時。