鎌倉の出版社「銀の鈴社」(鎌倉市雪ノ下3、TEL 0467-61-1930)に併設された「銀の鈴ギャラリー」で現在、「ポエムを語ろう展」が開かれている。
同社の年刊アンソロジー「子どものための少年詩集2013」などを中心に展示する同展。今年版の掲載作品数は137編。数年前から、子どもたちの生の声を聞きたいと、校正刷りを事前に読んで好きな3作品を選んで感想を一言もらう活動を、鎌倉市内の小中学校を中心に実施。同書掲載作品より、編集委員に選ばれた優秀作品と子どもたちの得票が最も多かった作品をパネルにして展示している。今年の優秀作品は「ふるさと」(高杉澄江さん)で、子どもたちの一番人気作は「地図にない道」(土田律子さん)だった。
かつて銀座にオフィスを構えていた同社は2009年5月、現在地へ移転し、それを機にギャラリーを併設。「このポエム展はギャラリー併設時から続けている。ジュニアポエム双書や『子どものための少年詩集』のように、『継続は力なり』を信じて、心を支えるつえとなりうる言葉との出会いを発信し続けたい」と同社の西野真由美社長。
「子どもからおとなまで、ご家族やお友達と、気に入った、あるいは気になったポエムについて、語り合えたらすてき」とも。
営業時間は10時~17時。水曜定休。入場無料。12月1日まで。