鎌倉・御成町に昨年12月17日、チョコレート専門店「鎌倉くらん(鎌倉市御成町、TEL 0467-38-7654)がオープンした。
店舗面積は11 坪。店舗デザインのコンセプトは「和風モダン」。店名の「くらん」は、かまくらの「くら」とフランス女性名の「フラン」を合わせた造語で、「おしゃれで優しい語感と、鎌倉との語呂の良さで選定した」という。
商品は、バトンショコラ(セミスイート、ビター、ショコラ・オ・レなど=各105円)、くらんノア(ピーナツ、アーモンド、マカダミアなど=各525円)のほか、バームクーヘン(ショコラ、ホワイト=630円)、ショコラサンド(5個入り1,050円)など。
50年の歴史を持ちチョコレートを原料として供給するメーカー「三ツ和商事」が経営する同店。その技術や味を直接消費者へ届けたいと今回の出店を決めた。日本人の嗜好(しこう)に合ったチョコレートにこだわり、マイルドな味と香りを目指している。「手作りすることで、機械ではできにくい製品を生産する。例えばナッツチョコレートではナッツの配合比を大幅に増やし、ナッツの味を引き出している」と店長の小原芳行さん。
同社の三田社長と小原さんは鎌倉在住。地元鎌倉に対する愛着が強く何か役に立てたいと思っていたという。「自社製品で地元鎌倉のお客さまに喜んでいただければ楽しいし、鎌倉のイメージアップに役立てれば」とも。
営業時間は10時~19時。水曜定休。