7月6日にオープンする大磯海水浴場では今年、開設130年を記念してビーチテニスコートを常設する。
1885(明治18)年にオープンして今年で130年を迎え、日本最初の海水浴場といわれる同海岸。海水浴場開設エリアの東側に、ビーチテニスコートを4面常設する。海水浴場に連接して設置することで、「広い砂浜を活用し、海水浴場の利用者に楽しくスポーツする場を提供し、より充実した時間を過ごしてもらう」ことを狙いとする。2011年4 月より毎年、日本ビーチテニス連盟主催によるビーチテニスツアー大会第1戦(ITF国際大会ポイント対象大会)が大磯海岸にて行われており、大磯とビーチテニスに深い関わりがあることも設置理由の一つ。
ビーチテニスは、ビーチバレーとテニスの特性を併せ持つ、イタリア発祥といわれる新しいスポーツ。砂の上で行い、ボールはバウンドさせずに空中でラリーを繰り返し、相手コートにボールを落としポイントを取り合う。砂浜で手軽に行えることが一番の特徴で、年齢を問わずあらゆる世代で楽しむことができる。
同町産業観光課観光推進係主任主事の樋口智紀さんは「年代を問わず遊べるスポーツなので、家族連れやカップルも大歓迎」と利用を呼び掛ける。
開設時間は9時~16時。利用無料で、用具も無料で貸し出す。予約不可。問い合わせは大磯町産業観光課(TEL 0463-61-4100)で受け付ける。8月31日まで。