平塚市博物館(平塚市浅間町、TEL 0463‐33‐5111)で2月13日、「アクアマリン星空コンサート」が行われる。
星空や宇宙などがテーマの「アクアマリン」の5年ぶりの同コンサート。演奏を聴きながら星空や宇宙の映像を眺める。その曲は宇宙を題材にしたものがほとんどのため、それに合わせて星空や映像で演出する。キーボードのミマスさんによる星空解説も。演奏予定曲は「COSMOS」「地球星歌」「こいぬの涙」「家族写真」など。
アクアマリンは1998年結成。星空や宇宙、旅や自然をテーマに多くの歌を作っている音楽ユニット。ボーカル・Sachikoさんの透明感のある歌声とキーボード・ミマスさんが作る詞と曲で、「いのちの大切さや生きることの素晴らしさ、本当の幸せや豊かさ」について歌う。学校などで歌われる合唱曲の作者としても知られ、「COSMOS」「地球星歌」などのオリジナル曲は全国の小・中学校の合唱コンクールや卒業式で歌われている。今まで、7枚のCDアルバムをリリースし、500回を超えるライブを行っている。
同館学芸員の塚田健さんは「もともとミマスさんは、中学生のころから当館の天文サークルのメンバーで、よく博物館に遊びに来ていた。その後、音楽活動を始めたので、プラネタリウムでコンサートをしようと始まった。しばらくプラネタリウムのリニューアル休館や、sachikoさんの産休・育休の活動休止などで中断していたが、その期間も終わり復活となった」と話す。
「星好きの方にはもちろん、普段は星に触れる機会がない方、興味があっても普段忙しくて星を見る余裕がない方に、ゆっくりと星を見ながらそれにまつわる美しい音楽・歌を聴きに来ていただきたい」と呼び掛ける。
当日のコンサートは14時~と19時~の2回(各回90分程度、定員60人)。参加費は200円(18歳未満65歳以上無料)。1月30日10時より電話で受け付ける。