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茅ヶ崎駅ビルがリニューアル 地域コミュニティースペースを拡充

ラスカ茅ヶ崎の完成予想図。奥が従来の建物でホーム上の部分を増床した

ラスカ茅ヶ崎の完成予想図。奥が従来の建物でホーム上の部分を増床した

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 茅ヶ崎駅ビル「ラスカ茅ヶ崎」(茅ヶ崎市元町1)が11月20日、リニューアルオープンする。

地元のショップを中心にしたゾーン「C-style island」ではワークショップも開催。交流の場としても機能する

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 JR茅ヶ崎駅ホーム上に人工地盤を設け地上7階建てのビルを建設し、従来の駅ビル部分と直結した。店舗面積はこれまでの約6900平方メートルから約1万2300平方メートルと約1.8倍になる大幅な増床となる。

 「Active&Slow life~毎日がもっと豊かにもっと楽しくもっと茅ヶ崎が好きになる~」がコンセプト。ショッピングゾーンの拡充とともに地域住民が交流できる場を新設し、茅ヶ崎ライフをより豊かにするための空間づくりを目指した。

 全132店舗のうち地元企業の店が27店、湘南エリア初出店が27店。シアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップと湘南で人気のプリン専門店とコラボした「TULLY‘S COFFEE with MARLOWE(タリーズ コーヒー ウィズ マーロウ)」、海のテイストを取り入れたセレクトショップ「Good Neighbor(グッドネイバー)」、岐阜の陶芸家が窯の熱を使って始めたドライフルーツ専門店「多々楽達屋(たたらちや)」など、新業態や商業施設への初出店、関東エリア初出店の店も。

 茅ヶ崎ならではのライフスタイル提案型店舗を集めた「C-style island」は海沿いのマルシェをイメージ。オリジナルグッズを販売するほかワークショップを開くなどコミュニティーの場を提供する。

 「C-SQUQRE」はNPO団体や福祉団体の活動報告、地域で活躍するアーティストの作品展示、地元ショップの紹介などを行う地域のコミュニティースペースとして湘南・茅ヶ崎の魅力を発信する。

 開店初日からはオープニングバザールのほか、今井洋介写真展、FMラジオの公開収録、イラストレーター・栗山義勝さんの作品展などのイベントも各フロアで行う。

 運営する湘南ステーションビルの細井年春さんは「地域の方の活動を応援するコミュニティースペースをはじめ、ホールや文化教室、認可保育園なども新設する。さらに、江の島や烏帽子(えぼし)岩はもちろん晴れた日には富士山も一望できる屋上広場など、ショッピングだけでなくさまざまな楽しみを用意している。30年目に大きく新しくなったラスカ茅ヶ崎に足を運んでほしい」と話す。

 営業時間は10時~21時(一部店舗を除く)

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