鎌倉で8月19日、子ども連れ歓迎の飲食店が参加する「親子でモグモグ楽しく食事!キッズランチカーニバル」が始まる。主催は「かまくらっぷプロジェクト」。
スコーン専門店「Diamond cakes」のスコーンには全て女性の名前が付いている。期間中は全種類のスコーンのハーフサイズを用意する
親子向けを中心に役立つ鎌倉のマップ型情報サイトを構築している同プロジェクト。小さな子ども連れでも安心してランチが楽しめる場所を知ってもらい、さらに増やしていくためのきっかけにしようと企画した。
同プロジェクト代表の中井美緒さんは「小さな子ども連れが入ってもいいのか分からなかったり、入りづらかったりする店もあり、結局いつのも店で食事してしまったという話をよく聞く。実は市内には子ども連れがウエルカムな店も多く、そのマッチングを目指した」と話す。
同プロジェクトの呼び掛けに参加したのは24店舗。「Diamond cakes」ではスコーンの全種類にハーフサイズを、「食処笑処ははは」ではミニミニほうとうを、「お菓子工房モアナ」ではキッズメニューを、「ジャックと豆の木」ではハーフプレートを用意。「MISORA cafe」ではランチを注文した子どもに自家製ケーキを、「ミサキドーナッツ」では子どもにお菓子を進呈。「La vie」では1日だけ通常営業せず子ども連れに開放、「カフェバー鎌倉美学」では13時~15時に限り小学生以下の食事持ち込みを可能にするなど、この期間だけのメニューやサービスを用意する。
開催期間は飲食店の繁忙期でもある観光シーズンは外し、家族での外出の機会が増える夏休みに設定した。
中井さんは「参加をお願いに行くと断られることもあったが、中には『誘いを待っていた』と喜んでくださる店も。ガイドブックにも掲載されていない店も多いが、この機会に訪れて鎌倉は親子にも優しい街だということを体感してほしい」と話し、「これを機にキッズメニューが定番になったり、今後、参加店が増えたらうれしい」と期待を寄せる。
店舗により提供する日程や時間、サービス内容などが異なる。詳細はフェイスブックページで確認できる。今月28日まで。