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鎌倉のIT系企業がローカルな合同説明会 社長も参加者もカジュアルな服装で

カジュアルな服装で登壇した企業の社長たち。スーツ姿での参加者もほとんどいなかったという(昨年の様子)

カジュアルな服装で登壇した企業の社長たち。スーツ姿での参加者もほとんどいなかったという(昨年の様子)

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 鎌倉のカフェ「コペン ローカル ベース KAMAKURA」(鎌倉市御成町1)で10月29日、鎌倉に本社があるIT系企業を集めた「第3回 鎌倉の会社の説明会~鎌倉で働く社長の本音~」が開かれる。

昨年は鎌倉生涯学習センターの和室が会場だった。「あぐらをかいて社長の話を聞く会社説明会は初めて」という声も。今年は若宮大路沿いにあるガラス張りのカフェが会場となる

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 同説明会は、鎌倉をITで支援する団体「カマコン」が、どの企業で働くかよりもどの場所で誰と働くかを重要視するスタンスで企画した。「大都市で開かれる大規模な合同説明会は来場者が多いものの、一定の出展料が掛かる上、有名企業が有利になる傾向がある。だったら数ではなく、鎌倉で鎌倉らしく働きたい人を集めようと考えた」と話すのは、同説明会事務局の渡辺みさきさん。「人材さえいれば受注案件も増やせるという課題も抱える企業が集まった」と続ける。

 参加するのは、ANTz、面白法人カヤック、テトルクリエイティブ、Huber、Buddying、村式の6社。同じ業種でライバルのようだが横のつながりが強く、社長同士も仲が良いという。そこで当日は企業紹介の後、各社の社長が他社の応援演説をする時間を設ける。渡辺さんは「前回は各社の応援に力が入り過ぎて大幅に時間がオーバーしてしまった」と笑う。

 その後、質疑応答を行い、各社長と参加者が直接歓談できる。軽食とドリンクを用意するが、歓談時にはアルコールを別途注文することもできる。最後に面接を希望したい企業名を3社まで用紙に記入し提出する。

 各社によって異なるが、募集職種はシステムエンジニア、プログラマー、プロデューサー、ディレクター、デザイナー、イラストレーター、営業など。経験や年齢などは不問の企業や職種もある。

 合同説明会といえばスーツ姿をイメージしがちだが、社長たちもカジュアルな服装で参加するため服装は自由。履歴書や職務経歴書を持参する必要もないという。

 渡辺さんは「鎌倉のIT系企業の社長たちと会えて、しかも本音まで聞くことができる貴重な時間になる」と話し、「鎌倉といえば観光だが、情熱を持って働ける場所としてもアピールしたい。会社というよりも、鎌倉に就職や転職をするイメージで参加いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~20時(17時30分開場)。参加費は1,000円(軽食と1ドリンク付き)。申し込み方法はホームページで確認できる。

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