公民連携をテーマにした「まちづくりトーク」イベントが12月7日、湘南大庭市民センター小ホール（藤沢市大庭、TEL 0466-87-1111）で開催される。主催は「湘南大庭の未来を考える会議」。

「まちづくりトーク」イベントを知らせるチラシ

　愛知県岡崎市の公民連携まちづくり「QURUWA戦略」を題材に、同市で取り組みを担当した柏木克友さんと、中川健太さんをキーパーソンとしてゲストに招き、話を聞く。

　事務局を務める藤沢市住宅政策課の石丸悠介さんは「岡崎市では、名鉄東岡崎駅や岡崎城などを含むエリアを『QURUWA地区』と名付け、公共空間を含むこの地区で市民・事業者・市役所らが『公民連携』してプロジェクトを実施した。市も市民も一緒になってエリアの価値の向上を目指した事例を学び、市民と一緒にこの街の、特に『湘南ライフタウン』の活性化に生かしたい」と話す。

　主催した同会議は、湘南大庭地区の現状や課題を把握し、将来のまちづくりについて議論を重ね、地区の将来像を考えるため、2021年度に発足した、住民や事業者、まちづくりの専門家、行政職員で構成する団体。まちづくりガイドライン「湘南ライフタウン活性化指針」の策定に向けて活動している。

　石丸さんは「多くの人に参加していただきたいと考え、誰でも参加のできる申し込み不要のイベントにした。事前予約が必要だが、子連れ参加もしやすいように託児スペースも用意した。多くの市民に参加してもらえたら」と話す。

　開催時間は14時～16時。参加無料。託児利用の予約は藤沢市住宅政策課（TEL 0466-50-3541）まで。