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「こどもまんなかアクション」リレーシンポジウム 藤沢市役所で初開催へ

「『こどもまんなかアクション』リレーシンポジウム in 藤沢」に参加予定の学生(写真提供=藤沢市)

「『こどもまんなかアクション』リレーシンポジウム in 藤沢」に参加予定の学生(写真提供=藤沢市)

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 「こどもまんなかアクション」リレーシンポジウム in 藤沢」が11月3日、藤沢市役所で開催される。

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 「こどもまんなかアクション」は、「こどもや子育て中の人たちが気兼ねなく様々な制度やサービスを利用できるよう、地域社会、企業などさまざまな場で、年齢、性別を問わず、全ての人が子どもや子育て中の人を応援する」社会全体の意識改革を後押しする取り組みで、全国的に展開されている。

 藤沢市での開催は、市制施行85周年記念事業の一環。神奈川県内での開催は初となる。「こどもの声を聞くってどういうこと?」をテーマに、子どもの居場所づくりやライフデザイン、政策のあり方を考える場を設ける。

 当日は、子ども・若者の地域活動や居場所づくり、不登校支援などに関するブースが本庁舎1階プロムナードに出展するほか、交流イベント、ゲーム体験、物販などを予定しており、約20団体が参加する。

 会議室では事前申込制で講演会も開催。9時30分からのトークセッションでは、尼崎市こども政策監の能島裕介さん、こども家庭庁居場所づくり推進官の大山宏さんが登壇し、同テーマを扱ったトークセッションを行う。コーディネーターは同庁こどもの居場所部会委員の土肥潤也さんが務める。

 11時からは、「ふじさわ子ども・若者委員会(かわせみボイス隊)」が活動報告を実施。高校生や大学生らが、若者の視点で市に向けた提言を行う。

 藤沢市子ども総務課の担当者は「子どもや若者のさまざまな声に耳を傾け、一緒にまちづくりを進めることは、子ども・若者だけでなく、大人にとっても新しい発見やわくわくがあふれる時間になることが伝わるきかっけになれば」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~15時(講演は9時30分~12時)。入場無料。

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