2007年4月よりリニューアルを進めていた「JR鎌倉駅東口」の商業施設が、「エキスト鎌倉」として10月31日にグランドオープンする。
JR鎌倉駅は1日の乗降客が約77,000人。江ノ島電鉄も乗り入れ、平日、週末を問わず観光客の利用も多い。同駅では今年3月にホーム階と改札階をつなぐエレベーターを導入しバリアフリー化をすすめるなど、リニューアルを施してきた。
今回は「Modern/Classic Harmony (新しさと伝統が調和する鎌倉)」をコンセプトに、同駅東口の既存商業施設スペースを全面リニューアル。1階部分に地元のわらびもち専門店「こ寿々」やソフトクリーム店「マーブルプレミアムソフト」などのショップ、2階部分に地元産の食材を使用する地魚料理店「こまち市場風凛」、東京・西麻布「アルポルト」の片岡護シェフプロデュースのパスタカフェ「ステラブルー」など、計10店舗(総店舗面積=約525平方メートル)を誘致した。
今回のリニューアルについて、JR東日本横浜支社の広報担当者は「鎌倉の玄関口としてふさわしい空間を提供するため、リニューアルを行った。地元在住者、観光客の双方に利用してもらえる店を誘致したので、ぜひ立ち寄ってほしい」と話している。