2月17日に開催される「東京マラソン2008」の各部門優勝者に贈られる月桂冠と入賞者に贈られるレイ(首飾り)を「UMAHANA」(三浦郡葉山町)の大谷幸生さんが製作した。
花の販売・卸・市場の関係者からなる「東京都花き振興協議会」は、海外における市民マラソンで、ランナーに花を贈るのが慣例となっているのに習い、日本でも「花」を身近に感じ、ねぎらいに使用してほしいと考え、日本ではフラワー・レイ・アーティストの第一人者で、同協議会の趣旨に賛同した大谷さんに、今年もレイの製作を依頼した。
今回は「UMAHANA」スタッフと「UMAHANAスクール」の生徒有志により、同協議会から提供されたカーネーションを使用し、2日間で合計32本のレイと優勝者に贈る月桂冠4個を製作した。
大谷さんは「花き業界の発展のために、暮らしのさまざまな部分に花が使われ、身近になればうれしい」と話している。