
鎌倉女子大学(鎌倉市大船6、TEL 0467-44-2111)は今年4月から「教育学部」を新設し、現在入学希望者からの出願を受け付けている。
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昨年65周年を迎えた同大学は、1943(昭和18)年に横浜で「京浜女子家政理学専門学校」として開校。1945(昭和20)年の横浜大空襲により校舎を焼失し、翌年鎌倉市岩瀬で学園を再建した。1989年に「鎌倉女子大学」に名称変更し、2003年、松竹撮影所跡地に移転した。
教員養成は、1950年から家庭科および保健科でスタート。教員養成の伝統を基礎とし、優れた教師力を備えた教員の育成を目指すため、また今後の教育に対する関心の高まりの中で少人数教育の導入や学校外の教育関連産業へのニーズはさらに増すと見込み、新学部新設に至ったという。
教育学部は、現在ある「児童学部教育学科」を発展させ新設する。「昨年児童学部教育学科で学生を募集した実績より反響が大きく、予想以上の出願を見込んでいる」と同大入試・広報センター課長の河村和宏さん。さらに「新設学部ではあるが、教員養成の実績はしっかりしたものがある。入学後は『教員採用試験対策講座』や専門職員が随時、採用試験に関する相談とアドバイスを行う『教職センター』が設置されており、サポート体制も整えている。鎌倉女子大学で教壇に立つ夢をかなえてもらえたら」とも。
出願は筆記試験制入試II期として、2月25日まで受け付けている。