慶応SFC生がエコ「道草キャンペーン」-ペットボトルキャップ回収呼びかけ

御成商店街入り口で待機する慶応SFCの学生

御成商店街入り口で待機する慶応SFCの学生

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 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(藤沢市遠藤)の学生が10月26日・11月2日、携帯電話を使ってペットボトルキャップを集めるエコ活動「湘南道草キャンペーン」を行う。

慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス

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 同キャンペーンは、鎌倉駅御成通り商店街入り口で実施。回収場所の詳細は、携帯電話で指定されたURL(shonanmichikusa.jp)にアクセスすると分かる仕組み。今夏、由比ケ浜で行なわれた公開放送でのビーチクリーンをきっかけに同キャンペーンを知ったFMヨコハマが協力。同局の番組「WE LOVE SHONAN」で告知を行うほか、回収場所への先着10人にオリジナルグッズなどを提供する。

 回収場所が表示されるURLには、鎌倉駅周辺からしかアクセスできない。「わざと道草をし、その場所を携帯電話によって探すという、宝探しをするような感覚を味わってもらいたい」と同大学研究所員の岡部大介さん。10月26日の初日には5人の参加者があり、約200個のペットボトルキャップが集まった。800個で子ども1人分のワクチンになる。

 企画・運営は、これまでも湘南エリアでいくつかのフィールドワークを行なってきた同大学ケータイラボのプロジェクトチーム。岡部さんは「いつでもどこでも情報にアクセスできる携帯電話を使って、あえて場所感を取り戻すというアイデアから始まったプロジェクト。予想もしていなかったラジオとのつながりから、さらにユニークな展開になるのでは。メディアミックスな状況下のエコ活動という具体的な実践を介してどのようなコミュニケーションが生じるか、今後も検討していきたい」と話す。

 11月2日の開催時間は13時~17時45分。

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