新収蔵資料展「大磯万博2026」が現在、大磯町郷土資料館(大磯町西小磯)で開催されている。
同館は「湘南の丘陵と海」をテーマに、大磯町をはじめとした湘南地域を対象に、考古・歴史・民俗・自然に関する資料を収集している総合博物館。
同展の名称は、収蔵資料数が10万点を超える同館の特徴にちなみ、「万(よろず)のものが集まる博覧会」の意味を込めて名付けたという。同館では過去にも新たに収蔵した資料を紹介する「新収蔵資料展」を行ってきたが、今回は13年ぶりの開催となる。
同展ではコロナ禍以降に受け入れた資料を中心に、第1章「大磯町郷土資料館の新収蔵資料」と、第2章「資料の収集と保存」で構成。第1章では「大磯町における鯨類の確認記録」、大磯ゆかりの人物に関する資料、「堂後下横穴墓群」などの遺跡から出土した考古資料、冠婚葬祭で使われた民具「ダイカイ」などを紹介し、多様な分野を横断する展示となっている。
第2章では博物館資料の収集や保存の方法を解説し、博物館活動の仕組みや地域資料の保存の重要性を伝える。会期中は前期と後期に分け、一部展示資料を入れ替える。
展示資料の一つである大磯小学校と国府小学校のタイムカプセルに保管されていた映像フィルムを視聴した来館者からは、「50年前の自分が映っていた」という声も聞かれた。
同館学芸員の真保元さんは「本展示を通じて、地域に残る資料の重要性や博物館活動の一端を知ってもらえれば」と話す。
開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館無料。毎月1日と月曜休館。7月20日まで。