TOTO茅ヶ崎工場(茅ヶ崎市本村2)は9月26日・27日、消費者向けに「リモデルフェア」を開催する。
同工場は1937(昭和12)年の創設以来、衛生陶器の製造を行ってきたが、2002年の衛陶製造部門移転により3年後にR&Dセンターを設立。現在は、ユニバーサルデザインなど総合研究の拠点としての役割を担う。
イベント両日は、敷地内に商品展示やリモデル相談など10のコーナーを設置。4.8リットル洗浄の節水型トイレなど最新の住宅設備を展示するほか、熱気球搭乗体験(搭乗時間=10時~14時、当日抽選)やユニバーサルデザイン研究所見学などの催し物を用意する。「熱気球は、社員に気球の世界ランカーがいるので企画した。当日の気象条件に左右される面もあるが、滅多にない機会なのでぜひ来場してほしい」と同工場総務グループリーダーの前田明さん。
「トイレ歴史博物館」なども備えるユニバーサルデザイン研究所見学では、安川電機(福岡県北九州市)が開発したサービスロボットも展示。同機は、北九州市に本社を置く2社が研究部門の技術連携を進めるなかで実現したもの。
前田さんは「最新設備の展示や多彩なイベントを通し、一人でも多くの消費者にさまざまな価値を伝え、豊かで快適な生活について考えてもらうきっかけにしたい」と話す。
開催時間は両日とも10時~16時。入場無料。