湘南エリア在住の女性をモデルとしたフリーペーパー「湘南美少女図鑑」の配布が9月19日から始まった。「美少女図鑑」は、「地方都市に美少女を増やそう」をコンセプトに、発行地域に住む一般女性をモデルに掲載する写真集スタイルのフリーペーパー。神奈川では、「横浜美少女図鑑」(6月30日創刊)別冊として2冊目の創刊となる。
藤沢オーパのイベントで行われた配布・登録会。掲載モデルも登場し多くの来場者でにぎわった
「美少女図鑑」は、新潟市にある広告企画会社テクスファームが2002年に企画・創刊した「新潟美少女図鑑」が第1号。地元のなじみのある風景をバックに撮影されたファッション性ある写真が特徴。その後、同社と各地の広告制作会社が提携し、発行地域を東京都と山梨県を除く全国に拡大(発行予定を含む)。発行日から約1週間で品切れになるなど、各地で話題を集めている。
「湘南美少女図鑑」の誌面には、七里ガ浜、湘南海岸公園、江ノ島、鎌倉高校前などを背景に15~25歳の40人のモデルが登場。制作は「横浜美少女図鑑」に引き続きFACE(横浜市西区2)が手がけた。19日の配布開始日には藤沢オーパ(藤沢市南藤沢22)で配布・モデル登録会を実施し、掲載モデルが同誌を配布するなど注目を集めた。
同誌編集長の武田芳和さんは「湘南は横浜と一味違う確立されたブランド力をもつ特別な街。そこに住む女の子たちの自然で飾らない姿を伝え、この1冊を通して地元をもっと好きになってもらい、地域の活性化につなげたい」と話す。
発行部数は2万部で、仕様はA5フルカラー、68ページ。配布場所は藤沢オーパを中心に湘南・横浜エリアのTSUTAYA(店舗による)、ヴィレッジヴァンガード(店舗による)、葉山マリーナ、横浜を中心とする美容専門学校など。