湘南モノレール(鎌倉市常盤)は10月上旬より、新型車両「5000系」の運転を開始する。8月より線路への取り付け作業を開始し、現在、最終的な調整・整備を行っている。
新型車両の導入については、現在運行している「500系」が製造から約20年経過しており、順次「5000系」へ置き換えることになった。新型車両には、法令より2008年6月以降の新造車への設置が義務付けられた「運転状況記録装置」を備える。
新型車両は、車いすへの対応、車内表示器やドアチャイムの設置など、バリアフリーに対応している点が特徴。編成ごとに車体のラインカラーも変えていく予定で、現在導入している車両には「黄緑色」のラインがつく。
同社は今後、5000系による500系の置き換え作業を進めるほか、駅のバリアフリー化を迅速に進め、ICカード乗車券の導入も予定している。