新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)で現在、今年3月に誕生した「フンボルトペンギン」の子ども2羽の愛称を募集している。
2羽のひなは親が異なる。1羽の両親は、2008年に新江ノ島水族館で初めての繁殖に成功した、浅虫水族館生まれのハク(雌)と旧江の島水族館生まれのジャンボ(雄)。もう1羽の両親は、いずれも旧江の島水族館生まれのウタ(雌)とポー(雄)。父親・ポーは5月1日に急死したが、母子は健康で、ひなは順調に成長している。
2羽はいずれも体長約68センチ、体重4キロ前後。赤ちゃんのやわらかい羽毛から親と同じ防水羽毛に羽換わったばかり。来年夏ころの羽換わりで、親と同じ白と黒のツートン模様になるという。「覚えやすくて呼びやすく、性別がまだ不明なのでどちらでも合う愛称だとうれしい」と同館の井上さん。
愛称は、館内のペンギンプール前に設置された「愛称募集専用ボックス」に投函する。決定した愛称は、9月11日のペンギンショーの後に発表する予定。商品化などは現在のところ決まっていない。
開館時間は9時~18時(今月12日~16日は8時から)。応募締め切りは8月31日。