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茅ヶ崎の老舗弁当店がオリジナルバッグ発売-地域貢献、CO2削減目指す

ナチュラルな無漂白コットンに、茅ヶ崎をイメージした関根まさみちさんのイラストをプリント

ナチュラルな無漂白コットンに、茅ヶ崎をイメージした関根まさみちさんのイラストをプリント

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 弁当・仕出し料理の製造・販売を行う「ちがさき・濱田屋南口店」(茅ヶ崎市幸町2、TEL 0467-82-2646)が現在、地域社会貢献と地球環境に配慮したオリジナル新商品「茅ヶ崎ピクニックバッグ」を販売している。

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 1961(昭和36)年創業の同社では、これまでにも手ごろな価格の茅ヶ崎土産や普段使い用の「茅ヶ崎オリジナルやわらかハンカチ」を企画。今回は、ハンカチで好評を博したイラストレーター、関根まさみちさんのイラストをバッグにも起用し、茅ヶ崎にちなんだ「自転車」「花火」「烏帽子(えぼし)岩」、用途をイメージした「お弁当」などのモチーフをちりばめた。

 関根さんのイラストについて、同社企画部の岩澤裕基さんは「仕出し弁当屋の弊社には、『和風』『高級感』などのイメージが固定しがちだが、おしゃれでユニークな関根さんのイラストを採用することで、より一層親しみやすいものになると企画した」と話す。

 素材は無漂白のコットン100%。サイズは縦20センチ、横35センチ、底マチ15センチ。間口が広く、マチ幅のある形状で「弁当がすっぽり収まるサイズ。日常の買い物やピクニック、犬の散歩などに使ってもいいのでは」と岩澤さん。

 地域社会貢献型商品として企画された同商品。制作は地元・茅ヶ崎の印刷所「ホシミプリントワークス」に依頼。売り上げの一部は、茅ヶ崎を拠点に活動するサーファーの環境保護団体「Natural」を通じて海岸浸食問題の啓発活動に役立てられるほか、CO2排出権取得対象商品として、日本カーボンオフセットを通じて国連が認証したCO2排出権購入に生かされ、CO2削減に貢献する。

 岩澤さんは「環境問題や地域社会というと難しく感じてしまうかもしれないが、『ピクニックバッグ』という楽しい切り口で環境や地域社会に関心をもってもらい、日常生活の中で楽しく取り組んでいければ」と話す。

 プリント色は水色・紫の2色。価格は1,000円。ちがさき・濱田屋南口店、オンラインショップで販売している。店舗営業時間は9時~21時30分。

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