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新江ノ島水族館が「ECOシンポジウム&ワークショップ」-COP10開催機に

江の島を望む水族館として56年になる新江ノ島水族館が企画。県と市に加え各教育委員会の後援も。

江の島を望む水族館として56年になる新江ノ島水族館が企画。県と市に加え各教育委員会の後援も。

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)は9月24日、湘南の海を未来につなげていく取り組みについて考える「えのすいECOシンポジウム&ワークショップ~この手で守ろう湘南の海~」を開催する。会場は江の島島内にある県立かながわ女性センター(江の島1)。

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 昨年春より、生物に関する生態学(エコロジー)と環境を考える活動(エコアクション)の2つの側面から独自に環境に取り組む「えのすいECO」をスタートさせ、今年で2年目を迎えた同館。エコロジーの側面では、展示エリア「相模の海ゾーン」のリニューアルを実施。エコアクションの側面からは「えのすいECOデー」を毎月第3日曜日に定例化し、ビーチクリーンなど身近なエコ活動を推進してきた。

 同イベントは、今年が国際生物多様性年であり、10月には生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が国内(愛知県)で開催されることを受け、「湘南の海を未来につなげていくために、今できることを共に考える」ために企画したもの。

 当日は、新江ノ島水族館堀由紀子館長による基調講演をはじめ、満澤巨彦(きょひこ)海洋研究開発機構広報課課長、廣海十郎日本大学生物資源科学部教授、若林尚樹東京工科大学メディア学部教授らによるパネルディスカッション、えのすいECO活動を紹介する展示、子どもから大人まで楽しめるワークショップなどをオープンキャンパススタイルで開催する予定。

 同館広報チームリーダーの高井純一さんは「どなたでも気軽に参加していただける入場無料のシンポジウム&ワークショップ。えのすいECO活動の始動から2年、多くの人に足を運んでもらい、これまでの取り組みや環境について何かを考えるきっかけになれば」と話す。

 開催時間は13時~16時30分(受け付け開始は12時30分)。入場無料。

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