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茅ヶ崎在住のバッグ作家が「小さいモノ展」-ありそうでない小物テーマに

バッグに掛けられる革ひも付きのパスケース。バッグも「nim」

バッグに掛けられる革ひも付きのパスケース。バッグも「nim」

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 茅ヶ崎のギャラリー「カロカロハウス」(茅ヶ崎市中海岸2、TEL 0467-58-8331)で10月22日より、バッグ作家が手がけた財布やポーチなどの小物を展示する「小さいモノ展」が開かれる。

金運アップ色のゴールドを取り入れた2つ折り財布

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 開催するのは茅ヶ崎在住のバッグ作家nim(本名=二村洋子)さん。桑沢デザイン研究所卒業後バッグメーカーで企画デザインに携わる。並行して、趣味で茅ヶ崎の鞄教室に通ううちに茅ヶ崎でものづくりを手がける友人が増え、ギャラリーや作家物を扱う店もあることを知り、「作家活動に適しており、のんびりした空気も自分に合っている」と、2005年に横浜から茅ケ崎に転居した。

 翌年、バッグと小物のブランド「nim」を立ち上げ2008年に作家として独立。皮革素材を中心に、「その時々に感じる素材」を組み合わせて制作される同ブランドは、「シンプルで、ちょっと凝っていて一つひとつ異なるのが特徴」(二村さん)。同ギャラリーでの個展は4回目だが、今回はリクエストが多い財布やポーチなどの小物類を主役に展示し、バッグは脇役で登場させる。

 主な出展作品は、牛革にペイントを施したパスケース(5,250円)、「こんな財布を持つ男性がいたらすてき」と思い制作したメンズ財布(1万2,600円)、開けるとカラフルで金運アップ色のゴールドを取り入れた2つ折り財布(1万3,650円)などのほか、摩擦によってつやが増し「使うほどに味が出る」牛革バッグ(3万5,700円)など、小物との組み合わせに適したバッグも展示する。

 二村さんは「ありそうでない、持つ人がちょっとうれしくなる小物を中心に企画した。nimの中にもnimを入れてもらえたら」と話す。「多くの方に作品を見てもらい、いろいろな話ができたらうれしい」とも。

 開催時間は10時~18時。11月2日まで(10月27日・28日は休み)。

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