鎌倉・稲村ケ崎に10月5日、ベジタリアン・フレンドリーな総菜やプレートメニューを日替わりで提供するデリ「MAHALO DELI(マハロ・デリ)」(鎌倉市稲村ケ崎3、TEL 0467-25-6067)がオープンした。
同店は、ベジタリアンメニューを用意する飲食店を紹介した「鎌倉ベジカルチャーmap」を発行するNPO法人「鎌倉ベジカルチャーmap」の片山佳子さんの声掛けにより、ベジタリアンメニューのシェフ経験を持つ逗子・鎌倉在住の3人が集まって開いた。
シェフは、長谷の「麻心」でヘンプ(麻の実)料理を中心としたメニューを手がけてきたIzumiさん、同じく「麻心」のマクロビオティックケーキを担当し、ケータリングやイベントでパンやお菓子の販売を行ういけだゆかさん、アトピー性皮膚炎の治療体験を機にマクロビオティックの食生活を始め、食養生の考えで家庭的な料理を提供するたがやす耕平さん。Izumiさんといけださんは「菜々日和」というユニットで、たがやすさんは「たがやす亭」として出店する。店舗面積は4坪。カウンター席4席を設け、テークアウトだけでなくイートインも可能にした。
「菜々日和」で提供する日替わり総菜は6種類。「ベジミートのメンチカツ」「切干大根のペペロンチーノ」「スイスチャードとカシューナッツの塩炒め」など多彩なメニューをそろえる。価格は100グラムまたは1パック300円。無農薬ごはんに好きな総菜3種が付く「Maharoプレート」(800円)、甘味料・白砂糖・卵・乳製品不使用で作られたケーキ(ドリンク付き600円)なども用意する。
いけださんは「ベジタリアンだけでなく、誰でも安心しておいしく食べられるものを提供し続けたい。ランチボックスの予約や配達、パーティーなどのケータリングも行っているので、気軽に相談してほしい」と話す。
営業時間は、菜々日和=火曜・木曜・金曜の11時~日没、たがやす亭=土曜・日曜・月曜の11時~21時。最新の営業日時は公式ブログで確認できる。