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子どもたちに笑顔を-湘南ベルマーレ、福島でサッカー教室開く

サッカー教室で元気に走り回った福島県の子どもたち

サッカー教室で元気に走り回った福島県の子どもたち

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 湘南ベルマーレ(平塚市中堂)は4月16日、東日本大地震の被災地・福島県福島市の十六沼公園で子ども向け「サッカー教室」と飲食を無償提供する復興支援の「出張フードパーク」を実施した。

キッチンカーで約350人にハンバーガーやオムライスを提供

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 出張フードパークは、湘南ベルマーレのホームゲームのフードパークで出店している「キッチンカー」を現地に派遣し、食材を無償提供するもので、今回で4回目。ハンバーガーとポテトを提供する「ベルバーガー」と、オムライスの「オムトラック」の2店舗が出張し、避難者などを中心に計350食ほどを提供した。

 「被災地で頑張る子どもたちに笑顔を届けたい」と、今回初の「サッカー教室」も実施。福島拠点に活動する社会人チーム「福島ユナイテッドFC」と合同で、ベルマーレのマスコット・キングベル1世、元選手の田村雄三さんらをはじめとしたスタッフが参加。当日は、福島ユナイテッドFCのスクール生、十六沼公園に避している80人ほどの子どもたちが集まり、元気に走り回った。

 「普段はなかなか外で遊ぶことができないということで、思い切り体を動かし、とても喜んでいた」と広報の遠藤さん。「今回の震災は継続的な活動が大切だと思っている。ベルマーレのネットワークを生かして、協力していただける方々や企業とともに継続して支援を続けていきたい」とも。

 ゴールデンウイークには、「被災地の子どもたちにもGWを」と題し、被災地の子どもたち約300人を湘南に招待し、試合の観戦やサッカー教室を行う予定だ。

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