茅ヶ崎の鉄砲道沿いに4月23日、欧州の個性的なデザイナーズ眼鏡を扱うセレクトショップ「Basso(バッソ)1-2-1」(茅ヶ崎市東海岸北2、TEL 0467-84-9992)がオープンした。
オーナーは30年近く眼鏡店に勤め、仕入れや人事、小売り部責任者の経験を持つ原田彰さん。サラリーマン時代、おしゃれで個性的な輸入眼鏡に出合い(当時の)店頭で提案したところ好評で、「アートにも匹敵する眼鏡を湘南地域に広めたい」と長年の夢をかなえ独立。店名の「Basso」は原田さんが大好きなベルギーの眼鏡ブランド「theo(テオ)」のコレクションの一つ。「1-2-1」は、「お客さまとマンツーマンでゆっくり接客したい」との思いを込めた。
店舗面積は6.5坪。扱うブランドは、ファッショナブルで独創的なフレームラインや色使いで知られる「theo」のほか、ネオクラシックをコンセプトに機能とデザインの融合を図る「BEAUSOLEIL(ボーソレイユ)」、新素材を使ったサングラスや革新的なデザインが人気の「Eye’DC(アイディーシー)」(共にフランス)がメーン。「フレームの色の違いで顔色の見え方が違ったり意外な色が似合ったりするので、同じデザインでも5色ずつそろえている」と原田さん。特注した什器に600点以上の商品を収める。価格帯は一式4万3,000円~約7万円で、4万5,000円前後のものが中心。
都内や埼玉など遠方からの来店客も少なくないため、木曜は店を閉め、商品配達や出張調整などのアフターフォローに充てるほか、老人ホームなどで眼鏡調整などのボランティアにも取り組む意向だという。
原田さんは「他店にはない、個性的な眼鏡と眼鏡グッズをそろえた。かける人も見る人も、楽しく面白い気持ちになれる眼鏡ばかり」と話す。「1人のお客さまにじっくり時間をかけ、納得して喜んでもらえる接客を行いたい。予約制を取り入れたいくらい」とも。
営業時間は10時30分~18時30分。水曜・木曜定休。