鎌倉・鎌倉生涯学習センター(鎌倉市小町1)などで6月16日、家でも簡単にできるタイ式マッサージの技術を学ぶ「タイ式マッサージ教室」が開催される。
湘南在住のメンバー3人から成る「湘南タイ式マッサージアソシエーション」が主催する同教室。今年4月から活動を始め、新月と満月にタイ式マッサージ教室を開くほか、イベントの出店、ボランティア活動などを行う。一般参加を募集しての教室は今回で2回目。
タイ式マッサージは2500年の歴史を持ち、タイの伝統的な医療の一つとされ、現地では実際に医療現場で活用されている。医療以外にも、介護福祉や教育など、幅広い現場での利用を見込める。「リラクセーション効果が高く、体だけでなく心のケアもすることができる」という。
今回の教室は、タイ式マッサージを誰でもどこでも簡単にできる方法にアレンジしたもの。講師は、同団体の理事長・高橋佳乃さんが担当する。対象は、タイ式マッサージを学んだことのある「セラピスト」と、タイ式マッサージに興味のある「一般」。セラピスト向けは午前中から鎌倉論語会館(御成町)で、一般にタイ式セラピー伝えるための勉強会を開催。午後は一般も加わり、マッサージ方法を伝授する。
「タイ式マッサージの中には、簡単に安全に誰でも身近な人とできる方法がある。その方法を学び、体や心のケアだけでなく、身近な人と人をつなぐやさしいコミュニケーションツールとして、暮らしの中で役立てていただければ」と主催者の高尾さん。
開催時間は、セラピスト向け=10時~16時30分。一般・初心者向け=13時~16時。定員は各20人。参加費は1,000円。