全国でも有数の犬の飼育数を誇る茅ヶ崎に6月16日、犬の学童保育や介護支援サービスなどを行う「ペットケアコンシェルジュ パル湘南」(茅ヶ崎市東海岸北2、TEL 0467-26-0208)がオープンした。
海が近く、犬の飼育率が高い茅ヶ崎にオープンした「パル湘南」外観
オーナーの今子さんは鎌倉育ち、茅ヶ崎在住。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの公認ドッグトレーナーでJAPANペットケアマネージャー協会の各種認定資格を持つ。「ペットを愛する人が多いこの地で人の役に立ち、自分の人生を癒やし、元気づけてくれる犬たちに恩返ししたい」との思いから開店に踏み切った。
同店では、高齢化、仕事環境などで左右されるペットと家族の「ライフスタイル」に合わせて、日常の世話から社会性を育む各種サービスを提供する。サービスには「学童保育」「介護支援」「ヘルスケア」があり、開放的な「プレイルーム」を完備し、放し飼いで預かる「ホテル」としても利用できる。
犬の学童保育園は「首都圏では幾つかあるが、湘南エリアでは初」だという。主に、犬の社会化期のため、さまざまな環境(犬、人、音など)に慣れるトレーニングを実施。「子犬だけでなく成犬や老犬も、遊びや楽しい場を通じてコミュニケーション力を育むことを目的とし、人間の学童保育をイメージした」と今子さん。料金は1回3,900円~(体重、年齢、月回数による異なる)。
「介護支援サービス」では病後や老犬の生活介助を支援する。「ヘルスケア」は加齢や手術後の対策として、筋力回復、関節の柔軟性向上のためのトレーニングなどを継続的に行う。デイケア(日帰り)とステイケア(1泊2日)を用意する。
「当店で、ワンちゃんを介して飼い主同士が集い、人も犬も世代も関係なくコミュニティー作りのきっかけの場となれば」と今子さん。「安心・安全・快適な施設を目指し、世話をしていきたい」とも。
営業時間は10時~19時。