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鎌倉で写真家・有人さんの「石巻復興支援写真展」-被災者の素顔切り取る

宮城・石巻市の現状、現地の人々の素顔を写したA3ノビ・サイズの写真を30点ほど展示

宮城・石巻市の現状、現地の人々の素顔を写したA3ノビ・サイズの写真を30点ほど展示

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 鎌倉・由比ヶ浜のギャラリースペース「寅堂」(鎌倉市由比ガ浜2、TEL 0467-22-1503)で現在、写真家・有人(ありと)さんによる「石巻復興支援写真展」が開催されている。

被災者やボランティアのたくましさ、温かさが伝わる写真を多数展示

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 有人さんは、アメリカや日本での個展のほか、雑誌「湘南スタイル」、広告、CDジャケットなどでの撮影、写真のワークショップやフジフイルム・フォトスクールの講師など、多方面で活躍している写真家。4月から6月の間に6週間以上、東日本大震災の被災地である宮城・石巻市でボランティア活動を行い、その合間に被災地の現状や被災者、ボランティアの姿を撮影した。

 展示写真は、「被災地の凄惨(せいさん)な光景だけでなく、被災者の素顔やボランティアの活動の様子」を写したものが30枚ほど並ぶ。写真サイズはA3ノビ(33×48センチ)。

 「石巻で活動しながら1人のボランティアから見た被災地の姿を写している。報道写真とは違った切り口からこの災害を伝えられれば」と有人さん。「ここに写っている被災地の現状と、そこに暮らす人々のたくましさや温かさ、共に活動したボランティアの姿を通して、この震災を風化させず、継続した支援を呼び掛けたい」とも。

 開催時間は11時~18時。入場無料。7月21日まで。

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