鎌倉・川喜多映画記念館(鎌倉市雪ノ下2)で現在、「国際映画祭への招待~華やかな夢の祭典~」が開催されている。
「近年、日本映画の国際映画祭での受賞ニュースが増えてきた。それも、自主制作映画からテレビドキュメンタリーの番組制作ものまで実に多彩」と広報担当の馬場祐輔さん。「各部門も映画祭ごとに異なりユニーク。この機会に国際映画祭を身近に感じてほしい」と開いた。
会場では、各国の国際映画祭の歴史や内容を、貴重な映画祭ポスターや写真、カタログ、トロフィーなどと共に紹介している。映画祭関連のグッズも販売。中でも、昨年10月に行われたプサン国際映画祭のホルダー付きマグカップ(1,500円)やブランケット(2,500円)が「おすすめ」だという。
21日14時からは、実際に映画祭を運営している側の立場から矢田部吉彦さんが「世界の映画を迎えるために」というテーマで講演を行う。矢田部さんは、2004年から東京国際映画祭の作品選定ディレクターを担当。2007年よりコンペティション部門のディレクターも務める。料金は、一般=800円、小中学生=400円。
期間中、映画祭受賞作品も上映。24~26日=「お熱いのがお好き」(ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー主演)、27~29日=「レインマン」(バリー・レヴィンソン監督、ダスティ・ホフマンとトム・クルーズが出演)。いずれも上映開始は13時。観覧料は、一般=800円、小中学生=400円。
開館時間は9時~17時。月曜休館。企画展鑑賞料は、一般=200円、小中学生=100円。今月29日まで。