茅ヶ崎の古道具店&カフェ「circus(サーカス)」(茅ヶ崎市東海岸北2、TEL 0467-82-8692)で4月11日、東日本大震災の被災地を支援するイベント「チャリティーカレービュッフェ&バンジョーナイト」が開催される。
昨年の東日本大震災以降、「おいしいものを食べて楽しく義援金」をコンセプトにイベントを企画してきた同店。昨年秋には、育てたサツマイモでスイーツやパンを作って販売し売上金を義援金とする「お芋de支援プロジェクト」を実施。同イベントも昨年4月以降2回開催し、「近隣の家族連れなどでにぎわいカレーが無くなってしまうほど好評」といい、3回目となる今回は「さまざまな人が参加できるよう時間帯を夕方からにし、音楽ライブを盛り込んだ」と同店オーナーの徳田薫さん。
参加店は、地元・茅ヶ崎の「cafe MODAMA」「ewalu」「NOMADIC CAFE」「チョークディ」「mabuya」、逗子に今月下旬オープンする「ヤマウシ小屋」の6店。メニューは「グリーンカレー」「チキンカレー」「ベジカレー」などを予定し、各店で重複しないカレーメニューを用意。自分でご飯とカレーを盛るセルフ形式による食べ放題で、「全種類のカレーを制覇する人も少なくない」という。
ライブは、鎌倉・横浜在住の男女2人によるバンジョーデュオ「madame & sue」が演奏を披露。カントリーなイメージのあるバンジョーで、「ブルースのような音色の踊れる投げ銭ライブ開く」という。同イベントの売上金は、被災地の幼稚園や障害者施設に「良質な調味料や米、新鮮な野菜」などを届ける、食を通じた支援のための活動資金に充てられる。
「おいしいものを食べたり、楽しい音楽を聞いたりして『幸せな気持ち』を感じてもらい、そこから被災地の支援につなげたい」と徳田さん。「量もこれまでより多く用意するので、みんなにおなかいっぱいカレーを食べてほしい」とも。
開催時間は17時~19時30分(ライブは18時30分~)。料金は1,500円。