サーフィンフォトグラファーで、鵠沼海岸在住の青木盛安さんと辻堂在住のティキアーティスト、神谷ハンセン高志さんのコラボレーション作品が12月9日より、エイ出版社のショッピングサイト「サイドリバー」で限定販売されている。
青木さんは、雑誌「NALU(ナルー)」「SURFTRIP JOURNAL」「SURFING湘南」などを中心に、第一線で活躍するサーフィンフォトグラファー。ハンセンさんは、ハワイを象徴する神話の主人公で、古くから家の守り神として崇拝されていた「ティキ」やボーンカービングのアーティスト。ほかにも店舗デザインや施工も手掛けている。
青木さんとハンセンさんはサーフィンを通し25年以来の友人で、青木さんが単に写真を入れる額ではなく、もっとアーティスティックな額を探していたところ、ハンセンさんの創るティキやボーンネックレスの完成度の高さやセンスの良さに惹かれ相談、2人のコラボレーションがスタートした。以来、2001年から雑誌「NALU」でコラボ作品の販売を行ってきたが、ハンセンさんと以前より考案していたエイジングフレーム(わざと雨ざらしになったベンチ風)が出来上がり、レリーフのデザインも新しく変更した記念に、今回サイトでの販売となった。
コンセプトは「POLYGON SURF」。色々な視点や角度から海の美しい色や光、サーフィンや自然の表情を撮ると言う意味が託されている。サイトでは、青木さんのオリジナルプリント26作品とハンセンさんのオールハンドメイドのフォトフレーム5種類を自分の好みでセレクトし注文できる。価格は9,240円から。各種限定100枚で、シリアルナンバーが付く。
青木さんは「ハンセンが考案したマットを2枚に重ね1枚を曲線にレリーフカッティングする技法は、私が考えたデザインをより一層完璧に仕上げてくれる。今回の作品は、ハワイ、カリフォルニア、インドネシア、パプアニューギニア、モルディブで撮影したもので、サーフィンをやらない人にも、『海がきれい』『行きたい』と感じてもらえれば」と話している。