葉山・森戸海岸近くに6月1日、フィッシュ＆チップスをメーンとしたビーチフードのレストラン「The Gazebo （ザ・ガゼボ）」（葉山町堀内、TEL 046-874-9663）がオープンした。

特製タルタルソース付きのフィッシュ＆チップス。テークアウトにも対応

　オーナーシェフの宇式伸介さんが鵠沼から葉山に移り住み、妻の菜穂子さんと開いた。将来B&B（ベッド・アンド・ブレックファスト）を開きたいという夢があり、そのためのステップとして、「まずは気軽においしいものを食べながら、楽しい時間を過ごしてもらえるようなレストラン」を始めたという。

　フィッシュ＆チップスの発祥はイギリスだが、ハワイやオーストラリア、アメリカ西海岸のビーチタウンで楽しまれているようなスタイルを目指している。店名の「ザ・ガゼボ」は英語で「あずま屋、見晴らし台」のこと。「人々が集う場所」という意味もあることから、いろいろな人が集い、楽しい時間を過ごす場所にしたいとの思いを込めた。

　店舗面積は13坪で、席数は20席。主なメニューは、毎日同じ魚で提供するフィッシュ＆チップス「スタンダード」（630円～）、地元の魚屋で仕入れた鮮魚を使うフィッシュ＆チップス「スペシャル」（市価）、ガゼボ・カレー（1,050円）、無農薬ルッコラセルバチカのグリーンサラダ（525円）、夏野菜のフリット（420円）など。フィッシュ＆チップスのタルタルソースは毎朝、マヨネーズから手作りしている。客単価は、昼＝1,000 円～、夜＝1,500円～。ドリンクも含め全品テークアウトに対応。

　釣りが趣味で「自分で釣った魚を料理するのが好きで、自分なりに研究をしてきた」という宇式さん。「海と海辺の町のカルチャーを楽しみに気軽に訪れてもらえれば」と話す。「テークアウトはビーチピクニックや、ホームパーティーにもおすすめ」とも。

　営業時間は月曜～木曜＝11時30分～21時、金曜・土曜＝11時30分～21時30分、日曜9時～20時。15時～17時30分はドリンクとおつまみ、スイーツのみ提供。水曜定休のほか月1日の不定休あり。詳細はホームページで確認できる。