葉山ヨットクラブ(HYC)主催のクルーザーによるヨットレース「新春レガッタ」が1月7日、葉山沖で開催される。同レースは今年開催が予定されている11レースの幕開けとなるもの。
同クラブは日本近代ヨット発祥の地葉山町鐙摺(あぶずり)港に所属するクルーザーとディンギーが集まり設立されたヨットクラブで、現在加盟しているヨットはクルーザー57艇と数艇のディンギー。今回のレースはクラブ所属艇のほか、当日朝登録する一般艇合わせ約15艇の参加が見込まれる。コースの長さは当日の風の強弱により決定する。
一般的なヨットレースでは、海上にブイを浮べコース設定し、それらを周回して着順を競う競技だが、クルーザーレースの場合、各艇が同一規格の艇でないためそれぞれにハンディキャップを与え計算により修正を加え順位が決まる。「当クラブではメンバーが一様にレースを楽しめるよう、独自のハンディキャップを設定している」(同クラブレース委員長の池田謙二さん)という。当日は9時30分に艇長会議を行い、10時30分にレースがスタート。タイムリミットは14時30分で、その後表彰式と懇親会が予定されている。