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江の島島内に「影絵絵巻灯籠」など400基-浴衣・甚平着用で特典も

さまざまなデザインの灯籠が夏の夜の江の島を彩る

さまざまなデザインの灯籠が夏の夜の江の島を彩る

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 江の島島内各所で現在、影絵絵巻や湘南家紋など、さまざまな灯籠が夏の夜を彩る「江の島灯籠2012」が開催されている。

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 夏の夕涼み企画として恒例となっている同イベント。期間中、江の島入口から岩屋まで大小さまざまな灯籠約400基を設置し「島全体が幻想的な雰囲気に包まれるよう」演出する。弁財天仲見世通り・江の島東町には影絵灯籠、頂上部の亀ヶ岡広場には影絵が回転する回り灯籠、江島神社から岩屋に続く御岩屋道通りには湘南をイメージする家紋をデザインした家紋灯籠、江の島サムエル・コッキング苑内には「江の島縁起」にちなむ天女と五頭龍の伝説をモチーフにした影絵絵巻の灯籠が点灯。江島神社では社殿のライトアップも行われる。

 灯籠は、影絵会の第一人者、藤城清治さんの下で働いた経験も持つ影絵師SAKURAさん、葉山町在住の家紋デザイナー沖のりこさんが手掛けた。期間中、浴衣や甚平で訪れるとオリジナル手拭いを進呈する(配布場所は江の島サムエル・コッキング苑内)。

 21日は境川河口付近で打ち上げ花火を(19時~)、25日には江の島展望灯台下に設けた縁日風特設会場での演芸イベント(18時~)の開催を予定する。

 「エアコンなど電力を使わない自然の風による涼しさ、灯籠が彩る日本の夏を江の島で体感していただければ」と江ノ島電鉄観光企画部の谷口哲さん。「ぜひ和服でお越しください」とも。

 灯籠の点灯は18時~20時30分(影絵絵巻灯籠は20時まで)。江の島サムエル・コッキング苑の入場料=大人200円・小人100円、江の島岩屋入洞料=大人500円・小中学生200円。今月31日まで。

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