新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)で10月13日、「第6回えのすいクラゲ検定」が行われる。
昨年8月に初めて行われたクラゲ検定。もともとクラゲの展示に力を入れている同館だが、いろいろな角度からクラゲを知って好きになってもらいたいと始めたのがきっかけ。約40年にわたる飼育研究と展示手法でクラゲの生態や魅力を発信し続ける、世界でもクラゲ展示の先駆けの水族館として知られる同館。2010年からは毎月9日を「えのすいクラゲの日」に制定し、参加型の相模湾クラゲ調査採集も実施。昨年からは世界初のクラゲショーも始めた。こうしたさまざまなクラゲプログラムを展開する中で、クラゲに関する知識を試せる同館ならではの検定企画をスタートさせた。
食品・文化・アニメなどから、えのすいのクラゲの歴史まで、クラゲに関することなら何でも出題される同検定。受験生の中には、手作りのクラゲ帽子をかぶって挑む人がいたり、初級では10歳前後の小学生数人が満点に近い点数で合格していたりする。
級ごとに問題が異なり、初級から中級、上級へ行くほど専門用語が増え問題が難しくなる。同館企画チームの北田さんは「クラゲ検定は、さまざまな角度からクラゲ好きになれるイベント。決してクラゲの知識を競うものではない。クラゲ好きを増やせたら」と話す。
受検資格は小学生以上で、先着 60人。検定費は500円。申し込み方法はホームページで確認できる。