鎌倉・若宮大路の老舗酒店の一角にオープンカフェレストラン

「オヴァール鎌倉本店」パース図

「オヴァール鎌倉本店」パース図

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卵製品を取り扱うさかき山(愛知県刈谷市)は1月16日、鎌倉の鶴岡八幡宮へ向う若宮大路沿いにカフェレストラン「オヴァール鎌倉本店」(鎌倉市雪ノ下1、TEL 0467-23-1815)をオープンする。

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 同店は、1900年(明治33年)創業の老舗酒店「三河屋本店」が鎌倉をより魅力的な町として活性化させたいという思いで始まったプロジェクトに賛同し、コラボレーションによりオープンしたもの。「三河屋本店」の敷地内ビルをさかき山が賃借する。店舗面積、64.73平方メートル。店内22席、テラス18席。

 「三河屋本店」は、1972年に建てられた伝統的な出桁造りが特徴の店構えで、国の登録有形文化財にも指定されている。同店のテラス席前には、現在も使用されている運搬用のトロッコがあり、その奥には同じく登録有形文化財の土蔵を見ることもできる。

 同店では、老化防止やシミ予防にも効果があるといわれるルテイン成分を通常卵より多く含む「ルテイン卵」をメーン素材に、六本木のフレンチレストラン「トレフミヤモト」のオーナーシェフである宮本雅彦さん監修のレシピで作られた「鎌倉・クリーム・ブリュレ」(600円)や「鎌倉・マドレーヌ」(180円)などのスイーツをはじめとするオリジナルメニューを提供する。

 中でも、クレープの本場、フランスのブルターニュ地方の郷土料理であるそば粉を使用したクレープ「ガレット」に鎌倉の地野菜をトッピングした「Kamakura.ガレット」(980円~)は同店限定メニュー。ランチタイムには、「鎌倉・キッシュ」「Kamakura.ガレット」「本日のスープ」をメーンにしたセットメニュー(1,000円~)を、ディナータイムには、湘南特産の三浦葉山牛、腰越漁港で取り引きされた地魚や鎌倉の地野菜を使用した鎌倉ならではのメニューを提供する。

 営業時間は11時~21時。ランチタイム=11時30分~16時、ディナータイム=17時30分~。年中無休。

オヴァール鎌倉本店

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