鎌倉由比ガ浜通り沿いのギャラリー「そらにわ」(鎌倉市由比ガ浜2、TEL 0467-25-3993)で現在、企画展「食べる―木の道具展vol.2」が催されている。
食べることに関わる木の道具類を集めた3人の作家による企画展で、今回初参加の鎌倉在住の木工作家堀宏治さんは、丸皿、カッティングボード、お盆などを出展。前回に続いて参加の兵庫県丹波市の難波行秀さんは、バターケースやカトラリー、中伊豆に工房を構える菊池奈美さんは、「ごんぶとしゃもじ」をはじめ、料理へらなどを出品し、合わせて約100点を展示している。
湘南鎌倉という海と山の自然に恵まれた地に、木のカトラリーや道具などナチュラルな生活道具の作品展が似合うのではとの考えからスタートした同展。「オープンから1年がたち、またそらにわの原点を振り返り、新しい1年のスタートを切るためにこの企画展を開催することにした」と話すのは、店主の田尻絵理子さん。
「木の持つ特性を理解して、柔らかな手触りや口触り、また使い続けることによって変化する風合いを楽しむことができる。いずれ土にかえる木という自然の素材を、暮らしの中で身近に使う心地よさを味わっていただきたい」とも。
開催時間は10時30分~18時30分。月曜定休。入場無料。2月3日まで。