逗子銀座商店街が5月28日、レシピサイト「クックパッド」(東京都港区)を活用した特売情報サービスの提供を始めた。商店街としては全国初の試みとなる。
同サービスは、同商店街加盟店が旬の食材やこだわり商品をクックパッドのサイトに投稿すると、同商店街を「よく行くお店登録」として登録したユーザーにその日のおすすめ情報のメールが届く仕組み。ユーザーはその食材に関連したレシピも簡単に調べられる。
4月22日から2店舗で始め、その後、参加店を10店まで増やして5月28日から同商店街の正式な事業としてスタートした。
逗子市は高齢化が進んでおり、若いユーザーが多いクックパッドを活用することにより、「若い人たちにも商店街に興味をもってもらい、商店街の魅力を伝えることが目的」と同市商工会の栗原大輔さん。
「商店街の店の商品を使ったメニューを考案してもらい、クックパッドでレシピを掲載している。今後は飲食店も巻き込んだ展開も考えている」とも。