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鎌倉のカフェ&ギャラリーで地元在住書家・篆刻家が個展

坂ノ下・力餅家前の丸型ポストを描いた中谷さんの墨彩画

坂ノ下・力餅家前の丸型ポストを描いた中谷さんの墨彩画

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 鎌倉のカフェ&ギャラリー「ジャックと豆の木」(鎌倉市由比ガ浜2)で10月8日より、地元在住の書家・篆刻家、中谷正さんの個展「星月夜~中谷正 書画篆刻(てんこく)展~」が開かれる。

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 書・墨彩画・篆刻の3ジャンルによる同展。総点数は20点。書作品に関しては、楷書・行書・草書・隷書・篆書(てんしょ)・仮名の全ての書体を作品にする。併せて、手描き墨彩画はがきも販売。

 中谷さんは1974(昭和49)年逗子生まれ。鎌倉市山崎在住。1998年、筑波大学芸術研究科芸術研究科書分野修了。書・篆刻を河野隆さん(大東文化大学書道学科教授)に師事。日展入選5回。

 「主に中国の金石家の書法を学び、書・画・篆刻ともに古典に立脚しつつ、生命感の躍動した作品を目指し制作。ここ十数年は、一貫して逗子・鎌倉の風景や文学をテーマとし、併せて自作の句や散文を素材にした作品を作り続けている」と中谷さん。「書や墨彩画、篆刻を難しいものと思わず、鎌倉が好きな人に気軽にお越しいただき、何がしかの風情を感じていただければ」とも。

 開催時間は11時~17時20分(8日は12時より、13日は16時まで)。閲覧無料。

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