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社会で子どもを育てる取り組み「アフタースクール」、鎌倉でも開校へ

他の地区のアフタースクールの様子

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 鎌倉市民や鎌倉に関わる人が子どもたちにその特技や思いを伝える「鎌倉アフタースクール」のキックオフプログラムが3月1日、始まる。主催はNPO法人「放課後NPOアフタースクール」(東京都港区)。

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 アフタースクールは社会で子どもを育てる取り組み。地域の市民や企業などが「市民先生」となり、子どもたちにさまざまなプログラムを提供。放課後の学校に加え、地域の施設などを活用し、活動を行う。東京で始まり、神奈川、埼玉のほか、青森、山形、群馬などに活動が拡大。「もっと社会のインフラとして拡大していくにあたり、象徴的なエリアを探したところ、鎌倉の皆さんのエールを頂き、新たに開校することにした」(同NPO代表理事の平岩国泰さん)という。

 プログラムは、パタゴニアスタッフによる「着なくなった服をリメークしてオリジナルのポーチによみがえらせよう!」(同8日)や、松尾崇鎌倉市長による「ぼくのわたしの“理想の鎌倉”を考える鎌倉市長体験!」(同23日)など。

 今回の「市民先生」が選ばれた経緯について、「鎌倉アフタースクールの開校にふさわしい、市民・企業・行政の方を探し、賛同頂いた」と平岩さん。「小学生が対象の活動が多いが、今後乳幼児や中高生向けも考えている。子どもたちは多様な大人と出会う機会にもなる」とも。

 参加費500円(各プログラム)。申し込みはホームページで受け付けている。

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