北鎌倉・円覚寺山内の佛日庵(鎌倉市山ノ内)で10月13日から「KAMAKURA DANCE FESTIVAL 2014 」が開催される。
時代の先端を体現する舞踊家が、歴史ある地を舞台に繰り広げる「鎌倉ならでは」の同フェスティバル。「鎌倉出身の芸術団体として、芸術文化を育む鎌倉でダンスフェスティバルを開催し、ダンスという身体一つで成り立つ芸術表現の素晴らしさを伝えていきたい」と考えるNPO共有空間の主催。
第1弾は、10月13日に行われる「戯れうた」。出演は、舞踊家の加賀谷香さんと高原伸子さんのユニット「La traviata」。加賀谷さんは幼少よりモダンダンスを学び、全国舞踊コンクール第1位、文部大臣奨励賞などコンクールでの受賞多数。ジャンルを超えた数々の作品に主要ダンサーとして客演し、海外公演にも多数参加。高原さんは幼少よりクラシックバレエを松延まき子さんに師事。昭和音楽芸術学院バレエ科、英国Rambert Schoolを経て金森穣さん率いるNoismに所属。フリー転向後、平山素子さん、武道家の日野晃さん、映像作家の石橋義正さんなどの作品に出演した。
第2弾は10月19日、柳本雅寛さん、KICK 、東海林靖志さんによる「閃 -せん-」。第3弾は11月3日、鎌倉市腰越出身のOBAによる「Soul Fire ~貴方(あなた)の魂に飛び火する~」を予定する。
NPO共有空間代表理事の小畑大輔さんは、「円覚寺 佛日庵の住職に協力を頂き、ダンス公演の舞台とさせていただいた。鎌倉の寺院をダンス舞台とする『鎌倉ならではのダンス公演』は、海外から見た場合『日本ならでは』といっても過言ではない。来年度も見据え、毎年継続的に開催していくことを目指している」と話す。
開場 13時30分、開演14時。料金は前売り3,500円、当日4,500円(円覚寺山内拝観料込み)。定員は各150人。