元日本代表のDFで湘南ベルマーレ(平塚市中堂)の名良橋晃選手が3月29日、平塚市内の神田保育園(平塚市田村6)に第1号となる「名良橋ボール」を寄贈した。
「名良橋ボール」は、今季同チームに移籍が決まった名良橋晃選手が提案し、湘南ベルマーレがリーグ戦のホームゲームで勝利した場合、平塚市内の障害者地域作業所や保育所に同選手自身がおもむき、サッカーボールをプレゼントするもの。今回、3月18日の対セレッソ大阪戦に勝利したのを受けて「名良橋ボール」第1号が実現した。
名良橋選手はベルマーレ前身のフジタ入社後、ベルマーレのJリーグ昇格に貢献し、同チームの中心選手として活躍。その後、鹿島アントラーズへの移籍を経て、今季ベルマーレに復帰した。
企画の発案について名良橋選手は「サッカーはボールひとつでコミュニケーションが生まれるスポーツ。小さいころに選手に触れ合う機会があり、サッカーが好きになったという自分自身の経験を通して、同じような思いを抱く人たちの気持ちを大切にしていきたいという思いから」と話している。