鎌倉の出版社「銀の鈴社」(鎌倉市雪ノ下3、TEL 0467-61-1930)に併設された「銀の鈴ギャラリー」で1月30日から、「小さな贈り物展」が開かれる。
絵織り作家の金竹敦子さん、ニット作家の広原祐子さんと手織り作家のarusova(アルソバ)の3人展で、今回が2回目の開催。手編みと手織りの作品約100点を展示する。色とりどりの草木染糸やキット、編み物用具も販売する。
手織りで表現した小さな作品をそろえる金竹さんは、「限られた手法の中で絵を表現するのは難しいが、小さな絵の中に広がる景色」を見てほしいと話す。同じく、ハートのモチーフをメーンにした草木染糸の手編み作品を手掛ける広原さんは「ハート模様を大人でも違和感のない色の組み合わせで表現したところ」、手織りを中心にカシミヤストールやマフラー、布花などの小物を提供するarusovaは「カシミヤ糸で織った軽くて暖かい手織り布」を挙げる。
広原さんは「2012年から2013年にかけて鎌倉にHeart Fieldという草木染ニットショップを開いていた。その時のつながりからこの3人展が始まった。それぞれの活動を通してたくさんの方に手作りの楽しさをお届けしたいと思っている」と話す。「手作りが大好きな方、手作りのものに興味がある方などに来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は10時~17時。入場無料。2月3日まで。